◆「宅建士」の資格を所有している人を選ぶ
宅地建物取引士というのは、一般的に「宅建」と省略される国家試験の一つです・
実際に売買の契約を行う時の重要事項に関する説明は、宅地建物取引士しか行うことができません。
宅地建物取引士の資格は、不動産会社の事務所内の5人に1人が保有していることが義務とされています。
逆を言うと、5人に1人でも保有していれば、他の4人にとっては取得は義務ではありません。
また宅地建物取引士の資格の合格率は15%の難関資格。
学生時代に取得している人は少ないので、社会人になってから取得するパターンがほとんどです。つまり、忙しい時間の合間を縫ってでも、資格を取得するための勉強を惜しまなかった人と言えます。
宅地建物取引士の資格は義務ではありませんが、お客様の信頼につながることを分かったうえで、資格に向けて努力ができるプロ意識の高い人です。
是非名刺をチェックしてみてください。資格取得者ならば名刺に書かれていますよ。
◆不動産仲介経験が長い人を選ぶ
不動産知識が必要なのは当たり前です。
皆さんが物件を購入しようとする買主なら、知識がない担当者から買うのは「え。こんな不動産だと思わなかった」と博打となる危険性を含んでいます。一方で売主様なら知識がない担当者に依頼することは、物件の魅力や性能を正しく買主様に伝えられず、結果高く売れる機会を逃すことにつながってしまうからです。
◆コミュニケーション能力があるかどうか
コミュニケーション能力は、不動産知識を分かりやすく皆さんや相手方に伝えるために不可欠です。
不動産知識には専門用語を含みますし、話の中にはニュアンスがあります。話を皆さんが正しく理解することが良い取引にとって大事ですから、しっかりと見極めたいものです。
◆親身に疑問点に答えてくれる人を選ぶ
初めて不動産を売却するという大きな決断をする人なら疑問や不安が出てくるでしょう。そんな時に、営業マンがどれだけ親身に疑問に答えてくれるスタンス、人間性を持っているかは非常に重要です。要はビジネスマン以前に「人」として信頼できるかという点を確認しましょう。